令和6年12月17日、「第27回ロボットコンテスト」を開催しました。
例年実施しているこのイベントですが、今年度の競技内容は、制限時間5分以内にリング置き場にある10枚(各2枚が同色)の色付きリングを、反対側に配置された5本の色付きピンに正確にセットする速さを競うものでした。
リーグ初戦では、8チーム中6班が全3試合でセット完了を達成。その中には、1分以内でセットを完了する班もありました。
決勝トーナメントでは、どの班も1分前後でセットを完了する高い技術を発揮し、非常に接戦となりました。特に、リーグ戦から安定して1分を切る速さを見せたA-2班が見事優勝。2位はB-1班、敢闘賞はB-2班とA-4班が受賞しました。
また、今回は特別参加として、八戸工業高等学校の生徒が設計・製作した3台のロボットがオープン参加してくれました。高校生チームのロボットは、大きな歯車を活用してトルクを生み出しまとめて持ち上げる機能や、10枚のリングを収納して一気に運搬・セットする仕組みを備えるなど、精巧な設計と迅速な動きが際立っていました。
このロボットコンテストは、機械工学コースの3年生が4~5名で班を組み、競技の規定に基づいて設計から製作までを行い、ラジコンロボットで技術を競い合うイベントです。今年も学生たちの創意工夫と技術力が存分に発揮された、素晴らしい大会となりました。